微生物と徹底的に付き合ってみたい意欲ある学生を広く募集します
微生物潜在酵素(天野エンザイム)寄付講座では、微生物を使った「ものづくり」、特に低分子化合物の合成に着目した研究を行います。
人類は微生物の「ものづくり」を古くから醗酵現象として利用してきました。20世紀になり、薬の製造にもこの醗酵現象を利用するようになり、ペニシリンやストレプトマイシン等の素晴らしい抗生物質を開発しました。21世紀に入ると人類は微生物の設計図であるゲノム情報を得、遺伝子組換えを通して抗生物質だけでなく様々な化合物をデザインして微生物に作らせるようになりつつあります。微生物を使ったものづくりはその全てが常温常圧反応であり、環境に配慮した最先端のものづくり手法でもあることから、今後の発展が期待できる有望分野です。
「微生物っておもしろそう」と思ったら、遠慮せずに是非連絡先にメールをして、研究室に足を運んでみてください。
連絡先
東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命工学専攻
微生物潜在酵素(天野エンザイム)寄付講座 特任教授 尾仲 宏康
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
TEL:03-5841-1602(ダイヤルイン) FAX:03-5841-1608